2010年06月25日

最近のこと

 ごぶさたでした。
 挫折したり、お仕事を辞めたり、しょんぼりしたり、ひきこもったり、髪を切ってみたり、旅行に出たり、おいしいものを食べてぽっちゃりしたり、ヨガをはじめてさっくり痩せたりしておりました。
 幸い、環境に恵まれており、当面のところささやかに生活する分には勝手向きに困っておらず、家事も上達して、質素に暮らす術を身に付け、なんやかやとおいしいものを作ったり、猫を愛でたり、身体を鍛えたりして日々を満喫する、視力と姿勢と体型ばかりが無駄に良い無職、という、なんとなく腹立たしい生き物が仕上がりつつあります。

 社会的な価値はさっぱり無い感じの現状ですが、私の猫は、一緒に過ごす時間が増えて、非常に嬉しげにしてくれています。
 幸せ、なのだと思います。
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2009年04月20日

生存のご報告

 ごぶさたしております。

 また居場所を変えました。
 相変わらずの放浪癖です。

 あまりメールやブログのネットワークに繋がっていませんでした。
 直接面識のある方々、メールも返せずに申し訳ないことになっています。すみません。
 生きております。

 そう、ひと月ほど前に運転免許を取得しました。
 おそろしいことです。

 今はお仕事で、ものづくりをさせていただいています。
 文章を書いています。

 お仕事に時間を使っていて、自分のブログに使う時間が取れない状態です。
 だけれど、書いています。
 今も、ここではない場所で、書いています。

 作っていれば、こちら側に立っていれば、あなたと繋がっていられるのだと思っています。
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2008年12月14日

同級生の消息

 ふと思い立って、かつての同級生の名前を検索してみました。

 名字を入れるだけでGoogleの予測変換にフルネームが表示されました。
 はてなキーワードに名前が登録されていました。
 ネット上では、ちょっとした有名人になってしまっていました。

 検索結果を軽く巡るだけで、その子が卒業後どうしていたのかをある程度知ることができてしまいました。

 その子は、その業界では大手の組織に入り、有名な作品の美術に携わっておられました。
 それがあるとき自分のサイトで不用意な発言をしてしまい、匿名掲示板等で批判されることになりました。行きすぎた批判者によって一時はお住まいや勤務先を調べ回ったものまで掲示板に書き込まれる、いわゆる「晒し」にあっているような状態であったようです。
 今はサイトも閉鎖されていて、現在その子自身が自分の名前でネットに掲載しているものはありません。
 残っているのは第三者による、該当の発言とそれへの非難の記録だけです。

 その子がどんな子であったのか、よく覚えていません。
 そう親しくはありませんでした。
 その子も私のことを覚えていないと思います。

 ただ、その子の作品が好きでした。
 繊細な線を、丁寧な作業を、手の癖を覚えています。
 気負いも衒いもなくさらりときれいなものを描く様子に、天賦の才能というものはたしかに実在するのだと思い知らされました。

 どのような軽率な発言があったとしても、私はその子の作品が好きでしたし、今でも好きです。

 ネット上の記録に、発言についての批判はあっても、それに乗じて作品に対する評価を不当に下げるようなものがなかったことに安心しました。
 作品の価値と創作者の人格を関連付けすることに意味はありません。
 もとより、表現者に人格などないのです。

 断片的に、ネット上に残っていたその子の作品を見ました。
 相変わらずよいものを作っておられました。
 ひとに見られるに足る、愛されるに足るものたちだと思えました。

 顔も性格も覚えていません。
 興味がなかったのかもしれません。

 それでも作品を覚えています。

 きっともう会うこともない子です。
 その子がネット上に名前を上げることも、もうないかもしれません。
 だとしても。

 どこかで描き続けていて欲しいと思います。
 描いている限りは、どこかで繋がっているのだと思えます。
 それは勝手な思い込みかもしれませんが、ただの感傷なのかもしれませんが。

 描き続けていて欲しいと思います。
 あなたの描くものが、好きでした。
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2008年10月21日

メールアドレスの変更

 近しい方々へ。
 そう遠くないうちに、メインのメールアドレスを変更します。
 しばらくはこれまでのアドレスからの転送をかけて、併用する予定です。
 乗り換えの目処が立ち次第、ぽちぽち新しいアドレスをお知らせします。
 よろしくお願いいたします。
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2008年10月07日

退職のお知らせ

「仕事辞めました」
 というような刺激的なタイトルで日記を書いて、
「嘘です☆読んだひとはこの質問に答えてね」
 というような文章を読ませる形式の、日記バトンという習慣があります。

 ですので最近、どうもそういうタイトルの日記を見つけると疑い深くなってしまいます。
 また嘘なんじゃないかなあ、と。

 このタイトルを読んだあなたも、同様の疑いを持たれたのではないでしょうか。
 残念ながら本件は事実です。

 本日、今の職場に退職願を出しました。
 昨日別会社からお誘いをいただき、転職を決めてからの措置です。
 公演期間中に転職が決まるとは思っていませんでした。

 往々にして、事実は嘘より嘘っぽいものです。
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2008年09月30日

家出のお知らせ

 また近しい方々へのお知らせです。
 10月前半月、舞台出演のため自宅を離れます。
 音信不通の状態が増えますが、ご容赦ください。

 放浪しがちなひきこもり、という珍しい生き物が誕生しつつあります。
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2008年09月02日

滋賀の方へ【かいつぶり】

 お知らせです。

 9月7日午前11時より、「知ったかぶりカイツブリ」のアニメ付きCDが1日限定で先行販売されます。

 「知ったかぶりカイツブリ」は、びわこ放送でオンエア中の、滋賀のあるあるネタを扱った歌です。
 ご存じない方はサイトから試聴できますので、まずそちらをどうぞ。私のおすすめは表題曲「知ったかぶり カイツブリ <告白の唄>シリーズ」 です。
 ちびツブリが好きです。

 てっきり1曲だけのCDを作られるものとばかり思っていましたら、23曲収録、アニメDVDには14曲収録という、サービス精神溢れるものができあがっていました。さすがです。

 私は藤井組さんの作品が以前から好きで、ご縁があって最近はすこしお手伝いもさせていただけるようになったのですが、ひとを楽しませることに対して並々ならぬ情熱を持った方々という印象を受けております。
 多くの方に届けばと思います。
 それはそれとしてちびツブリが可愛いですし。

 先行販売ではエコバッグ、メンバー直筆イラスト入り缶バッジなどのおまけもつくそうです。
 気に入られた方はぜひ。

 この類のご当地コンテンツを楽しめるのは地元の特権、滋賀の方でこの素敵な歌を知らないのはやや勿体ないように思います。

 あと、一緒に覚えて歌ってくれる方が増えると嬉しいなあとも思っております。
 口ずさみやすい歌なんです。
posted by にくす at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月01日

九州の方へ【ライブ】

 お知らせです。

 烏雀(うじゃく)というバンドがライブをやります。
 明日は福岡、そのあとは大分県別府です。

 9月2日:福岡 VooDooLounge
 9月7日:大分県別府 Cinema Bluebird

 これまで東京、京都と回ってこられたツアーのラストとなります。
 先日京都の公演を観てきたところ、ドラムとギターとベースとサックスという面白い組み合わせのバンドで、楽しい、刺激的な音を聴くことができました。
 おすすめです。九州の方はぜひどうぞ。
 別府のライブは、映画館を舞台としたものだそうです。場所的にも面白いイベントになるのではないかと思います。

 余談。
 メンバーのteseさんはひと当たりが大変に良く、かつ男前な御仁で、いつお会いしてもだいたい老若男女問わずひとに囲まれておられます。うらやましいですね。

 お友達の多い方は概ね私の敵ですが、そのような自分の屈折をうっかり忘れるくらいに楽しい時間をいただきましたのでここは粛々と応援していきたい所存です。
posted by にくす at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月13日

夏休みのお知らせ

 近しい方々へのお知らせです。

 本日より15日まで、メールの送受信をお休みします。
 連絡事項等ございましたら、それ以外の方法でお知らせください。
 よろしくお願いいたします。

 元気にしております。
posted by にくす at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月25日

警察との対峙

 警察署にて、警察官の方に理不尽に怒鳴りつけられました。

 後述しますが、お約束がありますので詳細は記せません。
 別段悪いことをしたわけではありません。
 例えるなら、深夜に貴重品の入った青い鞄を拾い、持ち主の方はお困りでしょうと思い警察署に届けたら
「自分は青が嫌いなのに、なぜこんなものを持ってくるんだ!嫌がらせか!あと夜中に来るな、眠いのに!」
 というくらいの不可解な罵声を浴びせられた、というような状態です。

 私は実に柔弱な人間ですので、深夜にひとり警察署の中で屈強な警察官の方に囲まれ、道理の通らない怒声を受けるという状況に置かれては
「これはおそろしい」
 とふるふる怯えるよりほかなく、ともかくここは私のやるべきことをやらねばと、丁寧にこちらの持っている情報をお伝えし、その件に関する処理をきちんとお願いし、家に帰って該当警察署の情報を調べ、「ご相談窓口」という場所まで
「こんなことがありました」
 とご報告のメールを入れました。

 その際、警察署のサイトには「メールには連絡先を明記してください、メールでの返信はできません」とありましたので、携帯電話の番号を記しておいたのです。
 そうしたら次の日、見知らぬ携帯電話の番号から電話がかかってきました。

『もしもし、**(本名)さんの携帯ですか?』
「はい、私です」
『こちら**警察署の**と申します、あのですねー』
「メールを差し上げた件でのお電話ですか?」
『はい、こちらでですね、その、まあ、恐怖感を覚える対応を受けたということで』
「ええ」
『まあ、本人に確認しましたところ、全然そういう、脅かすようなつもりはなかったと。ただまああの日は他に丁度重大事件が発生しておりましてね、若干ばたばたしていて、ちょっと口調が丁寧でなかったことはあるかもしれないと。そういう状況なんです?』

 口調とかそういう問題ではなかったような気がしますが、ともかく先方の認識は「特に問題のある対応はしていない」というもののようです。

「はあ。ではあれはあの日のやむを得ない事情によるもので、普段からああいう応対をされているわけではないんですね?」
『いや、あのですねー、警察に来られることはあまりないんですか?』
「ほとんど初めてです」
『警察というのはね、どうしてもまあ、物騒な事件とかにも多く関わる関係で、普段から結構ああいう、強い口調でのやりとりが多いんですよ』

 要約すると「警察ではこのくらいの暴言、よくあることなんだからいちいち騒ぐんじゃありません」ということのようです。

「悪いことをしていない人間を怒鳴りつけるのが『よくあること』なのですか?それでは怖くてご相談にも行けません。警察官が恐ろしくて警察署を訪れられない、何かあったときに頼りにできない、というのは極めて異常な事態だと思うのですが」
『いや、まあ、それはね、もちろん申し訳ありませんでしたし、恐ろしい思いもされたでしょうし、今後もう少し応対、言葉遣いに気をつけるよう指導を徹底いたしますので、それでご納得いただけませんか』
「うーん、警察の方も施設の性質上なかなかいつもにこにこしてはいられないのでしょう、大変なのでしょうとは思うのですが、やはりこういうことがあるとおそろしくて」
『はい、ですからね、まあ仕方のない部分もあることで、はじめての方はびっくりされるとは思うんですが』

 「申し訳ない」という言葉はいかにも台本を読んでいるようで、早く電話を切りたい、とりあえず頭を下げてこの件を片付けたい、という気持ちが伺えました。
 「指導を徹底」というのもこの分だと期待できないなあ、と思わせられました。
 しかしながら、このままいくらこの方とお話ししてもこれ以上の回答は引き出せそうにありません。

『あ、あとですね、この電話は私個人の携帯からかけているんですが、これは警察署からお電話して、着信履歴で折り返していただいても組織の構成上どこに繋がるかわからないんですね。で、混乱するのを防ぐために携帯からかけたと、そういう事情ですので』
「そうなんですかー」

 携帯電話の番号を見て一瞬、電話でなにか失言があったとしても「あれは職員個人が勝手に言ったことだから」と言い逃れるための携帯電話使用かと思ったのですが、どうやらそれは私の勘ぐりすぎであったようです。
 疑い深い自分をすこし恥じました。

 まあ、お送りしたメールに対しお返事をくださいました。
 一応、今後は「指導を徹底」するとのお言葉もいただきました。
 となれば私はここで納得するしかないのでしょう。

 私はただ、他に警察署に行かれる方が同じようにおそろしい思いをせずに済めばよいのです。
 警察署が安心して訪れられる場所になってくれればそれでよいのです。
 そのために私がやるべきこと、ここでこの方にお願いしておくべきことは。

「わざわざのお電話、どうもありがとうございました」
『いえいえ』
「ところで、今回のことを全部インターネットに公開しても構いませんか?」
『え?……いや、それはちょっと』
「こういうことが『よくあること』なら、はじめて警察署を訪れる方が驚かれることのないように、『警察署に行ったらこういう対応がありました』というのを色々な方にお知らせしておくとよいかと思ったんですが」
『いや、それはほんとうに、勘弁してください』

 ここで電話の向こうの声がはじめて真剣さを帯びました。

『今回のことは申し訳ありませんでしたし、確かに恐ろしい思いをさせてしまうようなことがあってはいけませんし、窓口部署への指導を徹底いたしますので、どうかひとつ今回は穏便に』

 あったことをそのまま書くだけでどうして「穏便でない」事態になるのか不思議ですが、まあ、そのように思われる方もおられるのでしょう。
 ここですこし、この方がきちんとこの件について対応してくださる可能性を感じ取れました。

「ええ、もちろん私も色々な方が警察署に行くのを躊躇ってしまうような状態をつくるのは本意ではありませんし、そう仰るのでしたらやめておきますね」
『はい、ネットとかはもう本当にね、どうぞ穏便にお願いします』
「もうこういうことがないのなら、他に嫌な、不当に怖い思いをされる方がでないようにしてくださるなら、それで安心できますので。警察の方もいろいろ大変だと思うのですが、対応マニュアル等の作成もご検討の上、警察署を安心して訪ねられる場所にしていただければ幸いです」

 そうお願いして、電話を終えました。

 私は何よりもお約束を大事にする性質です。
 ですので今回の件について、「全部を」書くことはできません。
 よって細部をぼかし、例え話なども交え、部分を書くに留めました。
 先方が「今後同様の事例が発生しないよう指導を徹底する」というお約束を履行してくださるなら、何ら困ることのない情報しか記述しておりません。

 きっと今後はもう、普通のひとが警察署に行って不当に怒鳴られるようなことは起きないはずです。
 みなさま、どうぞ安心して警察署をお訪ねください。
 そこにおられるのは、市民の生活の平和と安全のために日夜尽力してくださっている方々です。

 そのはずです。


蛇足
posted by にくす at 03:06| Comment(5) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

十人の巨大父展

 お知らせです。大阪のイベント。

 2008年6月7日(土)・8日(日) 12:00〜17:00に、心斎橋アメリカ村の三角公園にて「十人の巨大父展」というイベントが開催されます。
 「人間」というチームによる展示です。
 私も制作のお手伝いをさせていただきました。

 お近くの方、お時間のある方はぜひお立ち寄りください。
 巨大父のある週末をあなたに。
posted by にくす at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月02日

自転車タイヤ交換の相場

 自転車のタイヤに不具合が起きたとき、すぐに近くの自転車屋さんに持って行くのは賢いやりかたではないかもしれません、というおはなし。

 自転車のタイヤ側面にひびが入りました。
 1年半ほど乗っている自転車で、ひびは結構深く、隙間からタイヤ内部の布地のようなものがうっすら見える状態です。
 出かけた先でパンクでもしては厄介と、通り道にあった自転車屋さんに寄って見ていただきました。
「すみません、タイヤが痛んでしまって」
 お店の方は自転車を一瞥するなり、
「傷があるなら交換ですね」
「費用はいくらくらいかかりますか?」
「前輪が3500円、後輪が4500円です」

 そのときは持ち合わせもなかったため、また後日出直しますと告げて帰宅しました。

 おうちに帰って検討。
 私が乗っているのは至って普通の自転車で、決して高額なものではありません。その修理に合計で8000円の出費というのは、いささか懐に痛く感じられます。
 ごくごく安価な自転車なら、新車が一台買えてしまう価格です。
 価格の分高級な部品を使ってくれるのかもしれませんが、自分の用途にはそこまで良いタイヤを使うメリットがありません。
 それならいっそ、技術を身につける目的も含めて自分で交換してしまおうと考えました。

 というわけで修理用の工具を見ようとホームセンターに行くと、そこでも自転車の修理を行っていました。
 価格表を見てみます。

「タイヤ・チューブ交換 前輪:450円 後輪:750円 ※部品代は別途」

 自転車屋さんで提示された価格との差に驚き、見間違いではないかと確認しました。
 部品代を調べに自転車部品コーナーに行ってみたところ、安いタイヤは1000円以下、チューブも500円程度。部品代込みでも、自転車屋さんの半額以下で直せてしまいます。
 この値段なら、ここで修理をお願いしてしまった方がよさそうです。

 ホームセンターの店員さんに自転車を見ていただきました。
「こういう状態で、タイヤの交換をお願いしたいのですが」
 店員さんはためつすがめつじっくりとタイヤを観察し、
「これなら交換の必要はありませんよ」
「え?」
「ひびは入っていますが、側面にこの程度なら大丈夫です。タイヤ自体は摩耗していません。空気圧にだけ気をつけて、まめに空気をいれてやるようにすれば、もう当分は交換せずに走れます」
「そうなんですか。こうなったら交換、というような目安はありますか?」
「タイヤの接地面に傷や摩耗がないうちは大丈夫です。乗りながら状態を見てみてください。次にパンクしたら交換した方がいいですね」

 価格、コメント共に自転車屋さんのものとはあまりに違い、戸惑いました。
 考えてみれば、住宅地の中などにある小さな自転車屋さんが、月々経営が成り立つだけの数の自転車を販売しているようには見えません。
 修理で得るお金が収入源になっており、人件費をそれでまかなうことになるのなら、原価よりは少々割高な価格を設定せざるを得ないのでしょう。
 修理の必要性に関しては、すこしでも傷があれば念のため交換しておいた方がよいという考え方もあれば、使えるうちは使えばよいという考え方の方もいる、そういうことなのかもしれません。

 今回得た情報。
・小さな自転車屋さんよりホームセンターのほうが修理代・作業代が安い傾向があります
(別のホームセンターも見てみましたが、だいたい前輪500円程度、後輪1000円程度で交換してくれるようです)
・交換の基準は店員さんによって異なります

 もちろん、時と場合によって最適の対応は異なります。
 出かけた先でタイヤが完全にパンクしてしまい、自転車を持ち帰ることもできないような状態なら、近くの自転車屋さんに修理をお願いせざるを得ないでしょう。
 若干の不具合を抱えていて、いずれ修理が必要になるかな、という状態なら、あらかじめ数軒のお店を回って価格や応対を見ておくことをおすすめします。
 買い物自転車などではない、特殊な部品や技術を要する自転車の修理であれば、専門店に行くのが無難でしょうし、暇はあるけどお金はあまりない、という方なら、工具は必要ですが自力で直せるようにしたほうが長い目で見てお得かもしれません。

 ちなみに、自転車後輪の交換手順は以下のようなものになります。
 買い物自転車後輪のタイヤ交換(Takaよろず研究所)
 前輪は比較的楽に替えられるのですが、後輪は車輪周りのチェーンや変速機、スタンドなど全てを外す必要があります。
(車輪を外さずに無理矢理タイヤだけを交換してしまうことも出来ますが、フレームが歪むなど不具合の原因になります。ですがお店によってはそういう交換をするところもあるそうなので、お願いする前にちゃんと車輪を外して作業を行ってもらうことを確認した方がよさそうです)

 故障しなければそれが一番なのですが、自転車のタイヤは消耗品です。
 あらかじめお店の特性を知った上で、こまめに点検をして、適宜最適の修理方法を検討されることをおすすめします。

 どこのお店も同じ価格、対応をしてくれるわけではない、というのは知っておくに如くはない知識かと思います。
posted by にくす at 06:00| Comment(15) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

明治のサイエンス

 おすすめしたいものが。

 先ほどまでNHKでやっていた、明治サイエンス事件帳がなかなか面白かったです。
 来週は御船千鶴子の千里眼です、こういうのがお好きな方はぜひどうぞ。
posted by にくす at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月25日

ご挨拶としての更新

 クリスマスおめでとうございます。
 あなたの傍に祝福がありますよう。

 で、すこし残念なお知らせです。
 当方、つい先程まで「年賀状」という文化の存在すら忘れていました。
 現時点で抱えている課題の量などから推測して、今年中に私が投函する年賀状は果たしてこの世界に存在し得るものなのかどうか、極めて厳しい情勢と言わざるをえません。

 しかしながらその事実は決してあなたに対する好意の不足を物語るものではないということを強く主張しておきたい所存です。
 お祝いと言い訳まで。

 良いお年を。
posted by にくす at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月05日

婚約のご報告

 もう一昨日のことですが。

 このブログを書き始めるきっかけになるひとことをくれた幼馴染さんが、婚約したとのお知らせをいただきました。
 おめでとうございます。

 そのお知らせを聞くために、実に三年ぶりくらいに再会を果たしました。
 婚約が決まり、昔よりも落ち着いた大人の女性になっているかと思いきやさにあらず、最後に会った時と全く変わらぬ様子で私はことあるごとに悪戯(お菓子を奪い取る、靴にちょっかいを出す、靴を苛める等)を仕掛けられ、お変わりないご様子で大変安心致しました。
 どんな新妻になられることやら。

 ともあれ幸福そうにしていらしたので、私は大変嬉しいです。
 どうぞ、お幸せに。
posted by にくす at 01:53| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月24日

都市伝説の語り方

 職場で休み時間に聞いたおはなし。

「この前、『ハーゲンダッツ』という、意味不明な怪談を聞いたんですよ」
「どんなおはなしですか」

 こんなおはなしでした。
「なんかね、家に友達が遊びに来て、いきなり夜中に『ハーゲンダッツ食べたい』って言うんですって。で、じゃあ買いに行こうかと思って二人で外に出たら、なぜかその子はアイスのお店のある場所と全然違う方向に行くの。で、『そっちはお店じゃないよ』って聞いたら、『ベッドの下に鎌を持った男がいた』って言われる、っていう話。意味がわからないでしょう?」
「はあ」
「なんで唐突に鎌?なんでハーゲンダッツ?」


 「ベッドの下の男」という都市伝説があります。
ベッドの下に潜むという殺人鬼の話。一人暮らしの女性の部屋に遊びに来た友人が、夜も更けてからしつこく外に出ようと誘うので、しぶしぶ部屋を出たところ、その友人が血相を変えて彼女に「ベッドの下に包丁を握った男がうずくまっているのを見た。」と言うなどの話。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
 この都市伝説には他にも様々なバリエーションがあり、職場で聞いたものもその亜流であろうと考えられます。
 しかし、そういう由緒正しい都市伝説の系譜を引いているにもかかわらず、「ハーゲンダッツ」はあまり怖くありません。少なくともこれを聞いた職場の方は「意味不明な話」としか思えなかった模様。

 おそらく何人かの語り手を介するうちに、物語として必要な要素が抜け落ちてしまったのでしょう。
 元の都市伝説の部品だけが残り、かつそれが巧く機能していない様子です。

 では、どのような要素を追加すれば「ハーゲンダッツ」は怖い都市伝説として成立するのでしょうか。


 怖いおはなしが苦手な妹に「ハーゲンダッツ」を語ってみました。
「……というおはなし。怖い?」
「んー、あんまり怖くない。リアリティがないもの。まあ、確かに鎌を持った男がいたら怖いだろうな、とは思うけれど……」

 現実味が薄い。
 唐突な感じがする。
 ハーゲンダッツの必然性がわからない。

 それらの感想を踏まえて、おはなしを再構成してみることにしました。
 身近な話題として前置きをし、不審者が出てくる伏線を張り、ハーゲンダッツが自然に出てくる文脈をすこし思案。
 じゃあもう一回同じおはなしをするねと断り、世間話のような調子で妹に話し掛けます。

「うちの大学にね、1人暮らしの女の子がいるの。その子がいわゆるストーカーの被害に遭ってね。どうも最近誰かに付きまとわれてる気がする、怖いから泊まりに来て、って言って、お友達を家に呼んだの。
 で、まあ夜中に一緒にテレビ見たりお喋りしたりしてだらだらしていたんだけれど、急にそのお友達が
『ねえ、アイス食べたくない?』
 って言い出したのね。
『アイス?いや、別に』
『私は食べたいの!ちょっとコンビニまで買いに行こうよ』
『そんなに食べたいなら、冷凍庫に雪見だいふくがあったと思うけど……』
『ハーゲンダッツが食べたい』
『わがままだなあ。おいしいのに、雪見だいふく』
『ほら、他にも化粧水とか忘れちゃって、買っておきたいし。ひとりで行くの怖いし、ね、行こうよ行こうよ早く行こうよ』
 面倒だなと思ったんだけれど、お友達があんまりごねるから根負けして、ふたりでコンビニに行くことにしたわけ。
 なのに、家を出た途端にそのお友達が早足になって、しかもコンビニとは全然違う方向に行こうとするの。
『ちょっと、どうしたの』
『いいから急いで!警察に行くよ!』
『え、何で』
 聞くとそのお友達は凄く怯えた顔で、こんな風に言ったの。
『さっき偶然見えたの。ベッドの下に誰かが潜りこんでいて、ずーっとあなたの方を見ていた……!』
 で、そのあと慌てて二人で警察に駆け込んで」
「もういい!怖いからいいっ!」

 おびえられました。

「いや、私が今即興で作ったおはなしだってば」
「でも怖いものは怖いの!」
「さっきのと内容は殆ど同じなのだけれど。鎌をなくした分、むしろ私のおはなしの方が平和なくらいのはずよ?」
「そうかもしれないけど、なんか会話とかが挟まれてる分変にリアルで」
「おいしいよね、雪見だいふく」
「おいしいよね。……うん、なんかその辺が『ありそう』な感じで、だからか最後のほうもさっきより怖くて」
「ううん」

 怖いおはなしに改造するという目標は達成したようなのですが、それが部品交換の成功によるものなのか、それとも単純に語り口を変えたことが成功したのか、それは未だに不明なままです。
 こうして文章に起こしてみると、そう怖いおはなしになったとも思えないのですが。読むのと聞くのとでは、また印象が異なるのかもしれません。

 怪談大会などの際に、上二つのおはなしを語り比べる実験を行ってみると面白いかと思います。
 更に元のおはなしに自分なりの翻案を加え、どれだけ面白いものにできるかと挑戦してみるのも楽しいかも。
 是非ご利用ください。
 こうやって怪談は語られながら成長していくのだなあと思うと、とてもわくわくします。

 こわいので、夜中に聞きたくはありませんが。
posted by にくす at 02:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

記憶の記録

 これは私のおはなしではありません。

 三日前に私の前にいた方から聞いた事柄。
「随分といろいろなことを思い出せなくなりました」

「いろいろなところに行ったはずなのですが、そこで何を見て何に触れて何を考えてきたのか。そういうことが、どうにも思い出せなくなりました」
「当時の日記などは残っていないのですか?」
「そういえば、インドに行った時に書いたらしいメモを見つけました。ですがそれを書いた記憶がなく、自分が何を考えてそう書き記すに至ったのかわからないままで」
「そのメモには何と書かれていたのですか?」

「『最近、時が見えるようになってきた気がする』と」

「ニュータイプ気取りですか」
「違います」
「認めたくない若さゆえの過ちですか」
「違うって!確かにちょっとそれっぽいけど!あの頃考えていたのはそういうことではなかったと思います、たぶん」
「ううん。……ではインドで、何を考えてこられたのですか?」

 私の問いに対して記憶を辿りながら言葉を選びながらぽつりぽつりと返してくださった答えは、どうにも抽象的で漠然としたものでした。
 私はそれを完全に理解することができていません。
 従ってここに正確な記述をすることも叶いません。
 それでもあえて乱暴に書き記すなら、生きること、死ぬこと、時間が流れるということ、そういうことに関係したなにかを見て、考えてこられたようでした。
 それはとても重要なことのように思えました。

 だけれど聞き手に過ぎぬ私が他者の経験を正しく理解するのは不可能です。
 加えて語り手の側にもおぼろげな記憶しか残っていません。これは既に失われてしまったおはなしなのです。
 そのメモに書かれているのはとても大事なことであったのかもしれないけれど、それが何であったのかを知る術はもう、ないのです。

 いくつかのことを学びました。
 旅行という経験が、なんらかの思索の鍵を齎すこともあるということ。
 どれだけ大きな経験、思考、感情も、忘却からは逃れえぬということ。
 忘れてしまったものと失われてしまったものの判別は容易ではないということ。

 忘れずにいることはできるでしょうか。
 何かを、誰かを、忘れないために、失わないために。
 忘れるべきでないことなどあるのでしょうか。
 すべてのできごとは、過ぎ去るためにあるというのに。

 それでも忘れることを寂しいと思ってしまうのは何故なのでしょうか。

 これは私のおはなしではありません。
 だけれど私にも、忘れてしまったことはあります。
 今となってはそれが何であったのかもわからないのですが。

 全てを記憶しておくことはできません。
 できるのは書き記すこと、描き止めること、写真を撮ること。
 だけれどどんな形で記録をしても、それでも抜け落ちてしまうものはあって。

 私は、今を記録するためにどれだけの手段を使えるのでしょう。
 どうすれば、大事なことを伝えることができるのでしょう。
 未来の自分に、そしてあなたに。

 感情や思考を完全な形で残しておくのは不可能なことなのですが、それでも、失われるままにしておくのはひどく寂しいことのように思われるので。
 せめて断片だけでも残そうと、不完全なりに言葉を記し、記憶のよすがを増やそうと思うのです。
 それはもしかしたら遠くない未来には「謎のメモ」と化してしまうようなものなのかもしれないのですが。

 それでも祈りのような気持ちで、綴るのです。
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2006年09月17日

恐怖の解答

 こわいものが苦手です。

 というと、私を知る方々には「その割には妖怪に詳しいよね」「猟奇事件なんかにも妙に詳しいよね」「そもそも自分が妖怪か幽霊の類だよね」等々の疑問を投げかけられそうな気がします。
 しかし、怖がりであることとこわいものに詳しいということとは決して矛盾する事柄ではありません。
 得体の知れぬものを恐れるからこそ、理解することによってその恐怖から逃れようと思い、各種文献を調べて結果として詳しくなるのです。
 怪談を聞いて妖怪に怯えたからこそ、各地の民話を紐解き歴史を調査し概念を把握しようとしたのです。
 おどろおどろしい事件の記録に怯えたからこそ、同種の事件を調べ事件の概要や有識者の談話を集めたのです。
 知識の収集は未知なるものへの怯懦の顕れ、それを克服するための手段なのです。
(ありかたが人間離れしているという評価をいただく原因はよくわかりません。せっかくですので、肝試しの際には是非ご用命ください)

 ことほどさように怖がりな私が、今「ひぐらしのなく頃に」というゲームで遊んでいます。
 夏休みに秋葉原で見かけ、こわいとの評判だけれどどうかなあ、面白いらしいし完結編が出たらしいし、絵もあまりこわくはない感じだしなあ、と悩んだ挙句に購入したものです。

 ひとりで遊ぶには抵抗があったので、そのときに同行していただいていた方付き添いのもと、端末を借りて遊んでみることに。
 で、このくらいならそれほどこわくはないと判断。
 旅行を終えて家に帰り、ひとりの部屋で本格的に遊び始めました。

 「鬼隠し編」を終えた時点で、恐怖のあまり一旦投げ出しました。

 このゲーム、シナリオの前半は平穏な日常の描写が続くのですが、後半でそれが一気に凄惨な場面へと反転するのです。
 推理小説も恐怖小説も随分読んで慣れているつもりの自分でしたが、ゲームという形式だと読む速度が制限されること、視覚、聴覚の刺激を併せて受けるということが影響してか、いつになく怯えてしまいました。おはぎこわいおはぎこわいおはぎこわい。
 推理ものということで、いくつかの謎が提示されて終わります。

 こわいのでもう二度とやるまいと思いもしましたが、すこし経つとその謎の中身が気になってきました。
 既にひとつのシナリオを読み終えてこのゲームの形式にも慣れたところですし、もう以前のように動揺することもないでしょうと考え、第二話にあたる「綿流し編」を開始。

 やはり前半は退屈なくらいの平和な展開。
 その中にもメイド服を着てどうのこうのというような妙に業の深そうな単語が出てくるのに戦慄しつつ、のんびりと読み進めるうちふたたび惨たらしい事件が。

 ある場面で恐ろしさに耐えかね中断、休日の真昼間に再開してどうにか終了。
 で、今は第三話にあたる「祟殺し編」を遊んでいます。
 もはやこわいから途中でやめようという気にはなれませんでした。

 気付いてしまったのです。
 このゲームが謎解きの形式を採っている以上、最後までこのおはなしを読まない限りは、どうやっても得体の知れない不気味さが胸に残ってしまうのだと。
 このこわさを克服するには、ともかく完結している全話を読みきってしまうよりないのだと。

「ひぐらしのなく頃に」は出題編四編、解答編四編、計八編のシナリオで構成されたおはなしです。
 あといくつの不気味な物語を読まなければならぬのかと思うと、空恐ろしく感じなくもありません。
 だけれど、読まずにおくのはもっと恐ろしいことですから。

 かくして臆病な私は、今日もまた惨劇に挑みます。
posted by にくす at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月29日

その後の状況

 さにあるべきにもあらず、帰ることにしました。

 窓の外は相変わらずのざあざあ降り。
 濡れた際の被害を軽減するため髪を固く結い、服を軽装に変え、荷物はビニール袋に詰めて防水対策。
 濡れる覚悟を決めて、いざ外へ。

 建物から出た瞬間、嘘のように雨が上がりました。
 
 案ずるより産むが易しというか、断じて行えば鬼神もこれを避くというか、そういうことなのでしょうか。どういうことなのでしょうか。
 まるで、雨雲が私を見るなり逃げていったかのようでした。
 帰り道は月など見上げつつ、のんびり歩くことができました。

 こういうこともあるのですねえ。
posted by にくす at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今の状況

 お仕事が終わりました。

 夕立がやってきたので、雨が通り過ぎるまで待つことにしました。

 30分経過。雨はますます強さを増してきました。

 1時間経過。なんだか空が真っ暗です。

 そして今。雷がものすごく鳴り響いていて、外に出るのも危険なのではないか?という状況になりました。
 しかしいつまでもここに待機しているわけにもいきません。

 どうしましょう。
posted by にくす at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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